
サンスベリアの空気清浄効果は本物?NASAも認めた驚きの力と効果を高めるコツ
【この記事でわかること】
- サンスベリアが「天然の空気清浄機」と呼ばれる科学的根拠
- 他の観葉植物にはない、サンスベリア独自の空気清浄メカニズム
- 空気清浄効果を最大限に引き出すための具体的な置き場所とお手入れ
- お部屋の空気をきれいにするためにおすすめの品種
「部屋の空気をリフレッシュしたいけれど、家電の空気清浄機を増やすのはちょっと……」とお悩みではありませんか?そんな方にぴったりなのが、スタイリッシュな見た目と高い実用性を兼ね備えたサンスベリアです。この記事では、NASAの研究でも証明されたサンスベリアの驚くべき空気清浄能力と、その力を引き出すコツを、愛好家の視点でわかりやすく解説します。
目次
ざっくり結論|サンスベリアの空気清浄は本当に効果があるのか?
結論からお伝えすると、サンスベリアの空気清浄効果は非常に高いと言えます。
単におしゃれなインテリアとしてだけでなく、シックハウス症候群の原因となる化学物質を吸収したり、夜間に酸素を放出してくれたりと、私たちの暮らしをサポートしてくれる機能が満載です。もちろん、これ一つで部屋中の花粉やホコリをすべて除去できるわけではありませんが、「天然の補助フィルター」として非常に優秀な働きをしてくれます。
サンスベリアが有害物質を吸着・分解する仕組み
サンスベリアが「空気清浄に優れた植物」として世界的に有名になったきっかけは、1989年に発表されたNASA(アメリカ航空宇宙局)の研究結果にあります。
宇宙ステーションのような密閉された空間で、効率よく空気を浄化するために選ばれた植物の一つがサンスベリアでした。サンスベリアは、以下の有害物質を葉の表面から吸収し、根に生息する微生物が分解してくれます。
- ホルムアルデヒド: 家具の接着剤や塗料に含まれる成分
- ベンゼン: 排気ガスやたばこの煙に含まれる成分
- トリクロロエチレン: インクやドライクリーニング剤に含まれる成分
これらの物質を24時間体制でコツコツと取り除いてくれる、まさに「生きた空気清浄機」なのです。
サンスベリアが寝室の空気清浄に向いている理由
多くの観葉植物は、昼間に二酸化炭素を吸って酸素を出し、夜間は人間と同じように酸素を吸って二酸化炭素を出します。しかし、サンスベリアは「CAM植物」という特殊な性質を持っています。
サンスベリアは、水分の蒸散を防ぐために昼間は気孔(呼吸する穴)を閉じ、夜間に気孔を開いて二酸化炭素を吸収し、酸素を放出するのです。
この性質があるため、寝室にサンスベリアを置くのはとても理にかなっています。私たちが眠っている間に酸素を供給し、空気をリフレッシュしてくれるので、寝苦しい夜の環境づくりにも一役買ってくれます。
サンスベリアがもたらす室内環境へのメリット
一時期、サンスベリアは「マイナスイオンを放出する植物」として大きなブームになりました。確かにマイナスイオンによるリラックス効果も期待できますが、それ以上に注目したいのが「調湿効果」と「心理的効果」です。
サンスベリアは適度な水分を葉から放散するため、乾燥しがちな室内の湿度を緩やかに整えてくれます。また、在宅ワークが増えた現代において、視界に入る場所に「空気をきれいにしてくれる緑」があることは、想像以上にストレス軽減に繋がります。デスク周りに置くことで、目と心の休憩にもなる、働く人にとっての強い味方です。
「空気清浄効果は嘘」と言われる理由と、それを覆す正しい活用法
ネット上では「サンスベリアの空気清浄は嘘」という声を目にすることもあります。これは、植物一鉢あたりの浄化スピードが、強力なモーターを持つ家電の空気清浄機に比べて緩やかであるためです。
しかし、これは「効果がない」のではなく「役割が違う」と捉えるべきです。家電は「浮遊するホコリや花粉」の除去が得意ですが、サンスベリアは「壁紙や家具からじわじわ出る有害ガス」を24時間休まず吸収し続けるのが得意です。両者を併用することで、より隙のない空気環境を作ることができます。
空気清浄効果を最大化するために大切な「葉」のお手入れと配置
サンスベリアの空気清浄能力は、その「葉」の状態に左右されます。より高い効果を得るために、以下の2点を意識してみてください。
1. こまめにホコリを拭き取る
サンスベリアの気孔がホコリで塞がってしまうと、空気清浄の効率が落ちてしまいます。週に一度、湿らせた柔らかい布で優しく葉を拭いてあげましょう。これだけで見栄えも良くなり、植物の健康状態もアップします。
2. 空気の流れがある場所に置く
部屋の隅に閉じ込めるのではなく、窓際や入り口近くなど、わずかでも空気の動きがある場所に置くと、より効率的に周囲の空気を浄化しやすくなります。ただし、冷暖房の風が直接当たり続ける場所は葉を傷めるので避けましょう。
空気清浄を目的として選ぶならこの品種!おすすめサンスベリア3選
サンスベリアには多くの種類がありますが、空気清浄を期待するなら「葉の面積が広いもの」や「生命力が強いもの」がおすすめです。
- サンスベリア・ローレンティー(虎の尾): 最もポピュラーな品種で、大きな葉がたくさんの空気を受け止めてくれます。育てやすさも抜群です。
- サンスベリア・ゼラニカ: シックな銀葉が特徴。ローレンティーと同様に大きく育つため、高い浄化能力が期待できます。
- サンスベリア・スタッキー: 棒状の葉がスタイリッシュ。場所を取らないため、デスクの横や玄関などの狭いスペースでも効率的に配置できます。
まとめ
サンスベリアは、NASAも認めた有害物質の分解能力と、夜間に酸素を出すというユニークな特性を併せ持つ、まさに「天然の空気清浄機」です。日々のちょっとしたお手入れでその効果を長く保つことができ、忙しい社会人の方でも無理なく育てられます。お部屋の空気と心のコンディションを整えるパートナーとして、ぜひ一鉢、お気に入りのサンスベリアを迎えてみてはいかがでしょうか。
FAQ
Q1. サンスベリアを置くだけで花粉症は治りますか?
A. 残念ながら、サンスベリアには花粉を強力に吸引する機能はありません。有害な化学物質の除去には優れていますが、花粉対策には家電の空気清浄機との併用をおすすめします。
Q2. 窓のないトイレに置いても空気清浄効果はありますか?
A. 効果はありますが、日光が全く入らないと植物としての活動が鈍くなり、浄化能力も落ちてしまいます。週に数回は明るい場所に出して日光浴をさせてあげると、効果を維持しやすくなります。
Q3. 子供やペットがいても安全ですか?
A. サンスベリアの葉には微量のシュウ酸カルシウムが含まれており、口にすると炎症を起こす可能性があります。空気清浄効果は高いですが、誤食を防ぐため、手の届かない高さに配置する工夫をしましょう。詳細はサンスベリアの猫への安全性ガイドも併せてご覧ください。
Q4. 空気清浄効果が高い品種と低い品種はありますか?
A. 基本的な仕組みは同じですが、葉の表面積が大きいものほど浄化能力が高いと言われています。効果を重視するなら、サンスベリア・ローレンティーなどの大型種がおすすめです。
Q5. 1年中外に置いても空気清浄効果は続きますか?
A. サンスベリアは寒さに非常に弱いため、日本の冬を外で越すことは難しいです。冬場は室内に入れ、休眠期に入るため空気清浄能力も緩やかになりますが、室内で保護してあげることが大切です。
















