サンスベリア・フランシシーの特徴と育て方|個性的で美しい観葉植物
サンスベリアの中でもより際立って円筒状でトゲトゲしている個性的なフォルムのサンスベリアフランシシーの特徴や育て方を記載します。
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サンスベリア・フランシシーとは?
サンスベリア・フランシシーは、アフリカ原産の小型サンスベリアで、葉が筒状で縦に伸びるユニークな姿が特徴です。葉は硬く、少しずつ高さを増しながら、パイナップルのようにロゼット状に広がります。乾燥や暑さに強いため、初心者でも育てやすい観葉植物として人気があります。
サンスベリア・フランシシーの特徴
1. 筒状の葉
フランシシーの葉は、他のサンスベリアと違い、円筒状の形をしています。葉の表面には美しい縞模様が入り、成長するにつれてロゼット状に展開していきます。小型のサンスベリアとして、スペースを取らずに飾ることができます。鉢を含めても70cmもあればかなり大きい部類になると思います。
2. 耐乾性と耐暑性
サンスベリア・フランシシーは乾燥に非常に強く、頻繁な水やりを必要としません。暑い季節にも耐え、直射日光を避けた明るい場所であれば元気に育ちます。
3. 希少性
フランシシーは、特別希少ではありませんが、とても人気の高い品種でインテリア植物としての人気が高いです。
サンスベリア・フランシシーの育て方のポイント
サンスベリアの水やりや置き場など、日常的な育成方法は種類に限らず共通していることが多いです。基本的な水やりなどの日常的な育成方法は以下の記事に詳しくまとめて記載していますので参考にしてみてください。
置き場所
明るい間接光の下で育てるのがベストです。直射日光は葉焼けの原因になるため避け、特に室内では窓際などに置くことを推奨します。全体的に円筒状で葉に日が当たる表面積がとりづらいので定期的に鉢を回して均等に光が当たるようにするときれいな形に育てられます。
水やり
水やりは、土が完全に乾いた後にたっぷりと行うのが理想です。特に成長期の春から夏過ぎまでは土が乾いたらすぐに水を与えます。表面だけ乾いて中はまだ湿ってる程度なら少し待ちましょう。サンスベリアは乾燥を好むので、中の土も乾いたらたっぷり水をあげるようにしましょう。冬の休眠期にはほとんど水を与えなくても大丈夫です。
温度管理
冬場は10℃以上の環境で育てることが重要です。寒さには弱いため、特に寒冷地では室内に取り込むことで低温によるダメージを防ぎましょう。
土
サンスベリア・フランシシーは乾燥を好むので、根腐れを起こして枯れてしまわないように水はけの良い土を使いましょう。鉢植えの場合は、鉢底に鉢底石を入れてさらに水はけを良くすると良いと思います。
サンスベリア・フランシシーの注意点
肥料
成長期には、2〜3ヶ月に一度の緩効性肥料を与えるのが効果的です。肥料の与えすぎは「肥焼け」を引き起こす可能性があるので、量に注意してください。液体肥料の場合は薄める必要がありますので、その配分等に注意が必要です。
害虫対策(葉水)
ハダニやカイガラムシに注意が必要です。特に乾燥した環境で育てると、これらの害虫が発生しやすくなるため、定期的に葉の裏をチェックして早期に対処しましょう。定期的に葉水を行うことも効果的です。
怪我
私だけかもしれませが、比較的大きめのサンスベリア・フランシシーを保有している私はちょいちょいフランシシーの葉が手や腕に突き刺さり結構痛いです。水やりや配置換えの度に慎重に行わなければ危険だと思っています。
サンスベリア・フランシシーの増やし方
フランシシーは、株分けや葉挿しで増やすことが可能です。株が大きく成長すると脇から子株が出てくるため、それを分けて新たに植え付けることができます。
サンスベリア・フランシシーの購入情報と料金
サンスベリア・フランシシーは、オンラインショップや園芸店で購入できます。比較的流通量も多いため、価格は小型の苗で約1,000円〜4,000円程度です。大きな株や特殊な鉢植えに入ったものは1万円以上になることもあります。個体差を楽しめる観葉植物なので、厳選して良い形を購入すると楽しめると思います。
まとめ
サンスベリア・フランシシーは、その個性的な外観と育てやすさから、観葉植物好きの中で人気があります。初心者の方はサンスベリア・ローレンティーから初める方が多いですが、その次の株としてもとても良いと思います。コンパクトでありながら存在感があり、しっかりとしたケアをすれば、長期間楽しむことができます。
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